顎関節症について
口を開けると痛い、口が開かない(開口障害)、口を開けた時のクリック音、ポコッと顎が横にずれる、噛むと歯の接地面に違和感がある
噛み合わせが悪い、顎が痛い,顔が非対称、頭の形が歪んでいる
2人に1人が潜在的な顎関節症といわれてます
特に10代から50代くらいの女性が多くイースガーデンに来られます
そのほとんどが他にも肩こりとか首こりとか 肩甲骨の間がこる 股関節(脚のつけね)が固い 痛い
膝が痛む などの症状を一緒に持っています
まだ違和感くらいならいいのですが痛みがでてくると、とてもたちが悪いです
ひどい症状になって
歯医者や整形 口腔外科に相談 治療にいかれるのですがなかなかいい結果が出ないのが現状のようです
だから多くの方が顎関節症に対応する整体院やカイロプラクティック オステオパシーなどに頼る
これらの民間療法の問題点は対応しているところが少ない ことです
本当に少ないです
当院の整体でも来られる方すべてに速攻でよくできるわけではありません
歯並びなどの歯列矯正をみてもわかるように骨の状態を整えるのに時間がかかるケースが多い
手術で一晩で治すというものではありません
でも歯医者さんや口腔外科での治療ではできない(しない)方法で顎関節症にアプローチすることで
多くの方が快方に向かいます
そのアプローチとは
1単純に頭蓋骨(頭の骨)をしっかりいい状態にする
2その中で顎の骨とそれを繋ぐ筋肉を調整する
3それにともなう筋肉 腱 骨格、体全体のバランスを整える
4心理的なストレスをリリースする調整をする
です
虫歯、噛み合わせ 審美の点から奥歯 親知らずを抜いて顎関節症になるケースもかなりあります
上の図をみてもらうと様々な形の骨で頭と顔のほねがパーツとしてできていることがわかります
他の体のほねと違う特徴として頭の骨はお互いかぶさるようにつながっているところがほとんどなので
柔軟にたいおうできる反面体の歪みを直に受け止める部分でもあります
なので、頭を両手で包むように触るとわかるのですが手や足の骨にくらべ左右差や前後の差が非対称的になっています
(顎関節症のかたは特に非対称性が強く出ます)
顎も頭の骨の一部で歯科医院などではマウスピースでクッションをつけたりしますが整体的にはおすすめしません
なぜか? ハイヒールの原理と同じです 人の足の形はヒールをはくようにはできていません
つまり 無理な姿勢をとっていると必要の内ない筋肉がかばおうとしてがんばります
ハイヒールの場合だとふくらはぎ、ふとももの全面部 親指の付け根
歩く時にかかとがのびきって結果 腰痛や足の付け根の痛みになる
東京医科歯科大学大学院 歯科学総合研究科のホームページのトップでも現在ほとんどの歯科医院でおこなわれている、歯を削る治療,スプリント,マウスピース,バイトプレートなど)中心では,良好な結果は得られません.
と説明書きがあります 参照東京医科歯科大学大学院 歯科学総合研究科 HP
顎のなかにハイヒールのように本来 あるべき角度に収まっているものを マウスピースをいれることで
顎に違う負担をかけてしまう可能性のほうが大きいからです
(実際 顎関節症からマウスピースをはめじめた頃から頭痛、めまい しびれがでてきたかたが
やめたら症状がなくなった症例をみてきています)
マウスピースを着用して頭痛、しびれなどの副次的症状が軽減することは十分考えられます
寝ている時などに歯ぎしりや強く噛み込むなどの症状を持っていたらそれを緩和する可能性はあるからです
頭痛の筋肉の緊張を和らげる作用があっても他の筋肉に緊張を新たに作りだしたり顎関節の痛みなどの根本的解決にはつながらないと思っています
なぜかというと少なからず着用して悪化するケースをよく聞きますし、整体的に見た頭蓋骨の歪みが自然な形に戻ると軽減する、改善する、よくなる結果がでているからです
だからイースガーデンではまず全身をしっかり整える為の施術をします
全身を見る中で影響しているポイントを導きだします
部分部分を整えても全体の大きなねじれに戻されることが多々あるからです
特に顎関節症は体の深部まで歪みが入り込んでいるので表面上をよくしても焼け石に水です しっかり深部がゆるんでフラットな状態になって、
その上で頸椎から頭部、顔部分のねじれを自然と戻るように促す操法をしていきます
顎が痛いんだから顎を見て!では解決しません
家の屋根が傾いてるからといって
、屋根を見てもよくなりません
基礎となっている地面から見ていきます
施術の中でマウスワーク(口の中からの調整)をすることがあります
こちらからも使用前に確認をいたしますが
その際、食品適合のポリエチレン手袋を使用しますのでポリエチレンのアレルギーの方は
あらかじめ申告してください